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ビジネスの仕組みを読み解いて、無責任に提案していくブログです

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ガイアの夜明け「 もうゴミにはしない!~脱プラスチック2021~」

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ガイアの夜明け(日経スペシャル)

ガイアの夜明けで、以下の2点について取扱い、プラスチックゴミを無くす取組みを紹介していたので、それをまとめるよ!

  • 京都府亀岡市のレジ袋禁止条例(有料じゃなくて、禁止だよ!)
  • テラサイクルが提供する”Loop”サービスについて

 

 

レジ袋が有料になった時、実際ゴミを捨てるときはレジ袋に入れて捨てるから一緒じゃないか?と思ったが、確かにコンビニの袋はゴミ出しに使わないからプラスチックゴミの総量は減ることになると考え直したものです。

京都府亀岡市のレジ袋禁止条例

日本発!海洋環境問題にどの自治体よりも早く取り組んで、レジ袋を有料ではなく、禁止にする条例を2021年1月1日から施行した亀岡市の職員の取組みを紹介していた。

消費者の意見はこんな感じ

 

  • 消費者ばかりに負担を求められても困る
  • レジ袋だけ削減しても海洋汚染の問題は解決しないじゃん

事業者の意見はこんな感じ

 

  • 売上が落ちて、死活問題になる
  • 零細業者いじめをしてるんじゃない!

特に事業者のガチギレ具合やヤバいものがあったが、担当職員の方は懇切丁寧に対応していたので、忍耐強さとやり遂げる意志を感じさせた。
自分としても会社の中での取組みで、非常に参考になる姿勢だった。

 

各国のプラスチックゴミに対する取り組み 

各国の取組みは成果を上げているようです。

  • イギリス レジ袋削減93%
  • オランダ マイバッグ持参94%
  • タイ コンビニ・小売店でのレジ袋禁止

亀岡HOZUBAG

亀岡市はパラグライダーが盛んらしくて、そのパラグライダーの帆は数年おきに交換しなければならないので、それを再利用してLoftで販売するという取り組みがあった。
プロダクトの名称は”亀岡HOZUBAG”。現代的な名前でオシャレ。これは非常にいい取り組みだと思うと同時に、市民全員に無償で配ればいいのにと思う。そうすれば消費者や事業者も納得感も得られやすいのでは?と思う。

 

テラサイクルが提供する”Loop”サービス

テラサイクルという会社が始めたアメリカ発のLoopというサービスはプラスチックゴミをそもそも出さない根本解決に近い仕組みでとても興味深かった。

Loopのサービス

食料や飲料、日用雑貨など消耗品の宅配サービスで、使いまわす前提の容器を利用し、空になった容器は回収し、洗浄後再度中身を入れてお客様の元に届けるサービス。これだとプラスチックゴミが増えずに、最小限のものを使いまわせる。イイネ!

Loopのサービス開始時期

このサービスは東京で2021年3月から開始する予定。

どんな商品や企業がサービスの対象となるのか

Glico、AJINOMOTO、LOTTE、Cannon、Kikkoman、ユニ・チャーム、イオンなど
以下のサイトで紹介されているので、是非チェックされたい!

 Loopは新しい生活スタイルになると思うし、SDGsの取組みにもマッチしているので、特に消費財を扱う会社は是非導入していってほしいなと願います。 

loopjapan.jp