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ビジネスの仕組みを読み解いて、無責任に提案していくブログです

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無駄な保険を解約して、投資に回すお金を毎月1万円増やしてやったぜ!の巻

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コロナ禍で家計の支出を減らしたいじゃないですか。そもそも無駄な支出ならコロナだろうとバドワイザーだろうと関係なく、減らしたいじゃないですか。ということで無駄な保険を見直した経緯を記していきたいと思います。見直す時に調べたものはWEBサイトとYoutubeのみです。

 

保険の加入状況

まずは保険の加入状況をチャートにしました。

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火災保険については、見直しをした今でも必要なものだと認識しています。次に団体信用生命保険、通称「団信」と言われていますが、死んだときにローンをチャラにしてくれるという人生ゲームでありそうな特別ルールです。これも本当に万が一の時に必要なものです。それに団信はマンション売却と同時に解約となります。

前提条件
  • 30代男性
  • 未婚(扶養家族無し)
  • 会社員
  • 分譲マンションに住んでいる

この前提条件から、せいぜい以下のことを考えておけばいいと言えます。しかし、昔の自分はそれができていなかったのです。

  1. 自分が死んだときに葬式代が出せればいい
  2. 自分が死んだ後、誰かの生活費の心配は不要
  3. 入院したりがんになったときの治療費や生活費は公的保険で賄えるか

最大の敵にして最大の保険料を誇る貯蓄型生命保険

1番の敵である貯蓄型生命保険。毎月9,120円を60歳まで払い込んで漸く元本割れしないというゴミ商品(笑)投資している今の自分がそこにいたら、当時の自分を殴ってやります。

友達から紹介された保険営業マンの話を聞いているときに、「公的年金がなくなるから貯蓄型生命保険に加入して貯蓄しておいた方がいいよ」と言われたことを鮮明に覚えていますが、見事に騙されました。これはもう騙された方が悪いので諦めましょう。

今ならわかる。葬式代のせいぜい200万円もあればいいので、速攻で解約しようと考えたところに生命保険会社の悪知恵と戦うことになります。それは中途解約すれば、払い込んだお金が元本割れしてしまうことです。払い込んだお金に対して、返戻金が80%くらいしか返ってこない設計になっていました。

そこで計算しました。80%の返戻金を使って年利3%で投資した場合と、60歳まで保険を払い込んで満額受け取る場合で、どちらがお金が増えているかを。一応断っておきますが、この時は既に葬式代くらいはあるので保険金のことは全く考えていません。保険会社にお金を払うのと、投資するのでどっちがお金が増えるかのみを考えました。

答えは明快です。複利の力を使えば、断然投資した方がお金が増えることがエクセル上で証明されました。ここで早速解約して返戻金をそのまま証券会社の口座に突っ込んでやりました(笑)

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がん保険医療保険

まだまだ本質を理解していない私はがん保険に加入しようとします。そもそもがん保険に加入したいから、生命保険を解約して月々の負担を抑えたかったのです。がん保険に加入しようと思ったきっかけは、人間ドックで良性の腫瘍が見つかったからです。こりゃいかん!がん保険に入ってやろうと思いました。それはもう速やかにアフラックがん保険契約を結びました。

続いて医療保険です。医療保険は毎月3,500円だったのでまあいいかと思っていましたが、価格コムを見ると全然安い商品があって、どうせならそっちに乗り換えてやろうと思いました。その時々で商品が移ろいますが、一般的な商品の場合3,500円のおよそ半値で済みます。

がんも保障してくれて、元々入っていたがん保険の保障内容とさほど変わらないオプションがあったので、既存のがん保険を解約して、医療保険契約にがんの保障を付けたものにしようと考えたわけです。その保険料が5,542円で思ったより安くない!毎月の支払いは6,642円になるとはいえ、まだまだ保険会社に搾取されている感じが拭えないので、もう一度検討しました。

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高額医療制度

そこで再度調べた結果、高額医療制度なるものを知りました。日本の公的保険制度の一つで、

医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」

ということだそうです。例えば2か月で200万円の医療費がかかったとしても、20万円だけでいいよという制度だそうです。

どおりで、給料天引きで相当税金やら年金やら支払わされていると思いました。そう考えると国の医療制度のために給料天引きで差っ引かれた挙句、民間の保険会社にいくらも保険料を払うことが途端にバカバカしくなったわけです。何重にも保険料を払うなんてどうかしてるぜ!と気づかされました。

www.mhlw.go.jp

無駄な保険を解約して、投資に回すお金を毎月1万円増やしてやったぜ!

よく考えるとなんとか生命という会社は超一流の俳優を何人もCM起用して、丸の内の一等地に自社ビルがあり、高給取りがわんさかいる会社です。どんだけ儲けてんだよという話です。それほど儲かる保険会社に無駄な保険料を支払ってやる必要はないわけですよ。

最終的に最低限の医療保険2,000円分だけ残して、あとはすべて解約することにしました。これにより月間1万円の余裕が生まれたので、そのまま投資に回したいと思います。その投資を続けることによって、がんになったときの医療費を十分賄えるように運用していきます。今でも払えると思うんですけどね。そう思うと、何をそんなに心配してがん保険に加入していたのか分からなくなります。

向こう半年間ほど収入無しで生活できる資金が手元にあるなら、保険は最低限にして、どんどんお金を増やす方へシフトしていった方が最終的に将来への備えにもなるのだと思います。

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追伸

生命保険は人によっては必要な人もいると思います。私の場合は前提条件があってのものです。すべて不要というわけではありません。